失恋を乗り越えたい時にオススメの恋愛映画6選

恋愛

失恋をした時、自分の至らなさや、ダメなところばかりが目について、過去を悔やむこともあるはず。

けど、泣きたい時には、思い切り涙を流すことも時には大切です!泣いてスッキリして、気持ちを整理して、次の恋へとまた進んでいきましょう。

私も失恋をした時は、映画を観て、立ち直るキッカケをもらったり、励まされたり、前を向いていこうと思えたり、映画に助けられてきました。

 

今回は、失恋した時におすすめしたい6つの映画を紹介していきます。

過去の恋も素敵な思い出として、胸にしまえることでしょう。

①500日のサマー

運命を信じる男性のトムと、愛なんて信じない女性のサマーのほろ苦い恋の物語。2人の価値観や捉え方の違いに視点が当てられており、好きな人との出会いから別れ、そして立ち直るまでの恋愛ドラマです。

「500日のサマー」を、特にオススメしたい方

・引きずっている失恋から立ち直りたい方
・失恋描写がリアルな恋愛映画が観たい方

「500日のサマー」の見どころ

・トムの恋愛における、浮き沈みの激しい心理がしっかり描かれていること
・根暗だったトムを輝かせてくれていたのは、彼が好きな女性のサマーであること
・好きな人との恋愛観の違いを客観的に見ることができる

私の感想や考察

物語はトムがサマーに一目惚れしたところから始まりますが、話の展開は過去と現在を行ったり来たりしながら進んでいき、恋愛を通してトムの気持ちの変化が分かりやすく描写されているので、すごく共感が得られる作品になっていると思いました。

トム側の視点で見ても、サマー側の視点で見ても、共感が持てるのがこの作品のおもしろいところです。

まず、トム側の視点で見ると、サマーの奔放さに振り回されていることも感じますが、トムもなかなか自己中っぷりです。

相手のことを考えた行動よりも、自分のしたいことを優先した行動が目立つのは、相手への愛情が大きくなりすぎて、彼女もそして周りも見えなくなってしまっていることが要因かなと。

一方で、サマー側の視点で見ると、魔性の女性のように感じるところもありますが、まだ好きという気持ちにはなれていない男性に対して、多くの女性がサマーと同じような行動を取ってしまうのではないでしょうか。

トムのことは好きだけど、恋人にするには相手の気持ちが重かったり、相手の気持ちを受け入れることに臆病になっていたり

けど、そんな相手だからこそ、素の自分でいれたり、奔放な振る舞いができるように思います。

2人の恋愛の価値観は正反対のものに感じますが、共通していることは、お互いに愛に飢えているということだと私は感じました。

だけど、それぞれ、新しい人との出会いを見つけたり、新しい恋の希望を持ったりと、次のステップに進んでいるところが、一歩勇気をくれるところだと思います。

うまくいかない恋があっても、そんな恋ばかりでも、いつか必ず素敵な異性が目の前に現れるはず。
新たな恋の一歩を踏み出す勇気を与えてくれるこの作品をぜひ、体験してみて下さい。

「500日のサマー」映画情報

公開年:2010年
監督:マーク・ウェブ
出演者:・ジョゼフ・ゴードン=レヴィット「ドン・ジョン」「スノーデン」
・ズーイー・デシャネル「あの頃ペニー・レインと」「イエスマン」

②世界一、キライなあなたに

仕事を失ったルイーザが、新たに得た仕事は、交通事故で車椅子生活を送るウィルの介護兼話し相手をするというものでした。

最初はルイーザに冷たく当たるウィルですが、徐々にお互い惹かれあい・・だけど、2人に残された時間はわずかだったのです。

「世界一、キライなあなたに」を、特にオススメしたい方

・失恋を引きずってしまい、なかなか前に進めない方
・別れなど、相手の答えや選択が受け入れられない方

「世界一、キライなあなたに」の見どころ

・どの選択にも正解はないけど、相手の選択を尊重する
・生と死がテーマになっていますが、深い愛を感じられます

私の感想や考察

青年実業家のウィルが事故によって人生が大きく変わってしまったことで、塞ぎ込み、家族に対しても誰に対しても冷たくあたる姿は切ないですが、ルイーザの存在によって以前のウィルを取り戻しつつあるストーリーに、私も心が温まりました。

だけど、この作品は、ウィル自身が事故によって元の生活には戻れないことを理解し、そして愛する人たちに障害者という荷を負わせたくないと考えた彼の決断によって、観ている私たちの気持ちをも大きく揺さぶっていきます。

ウィルと時間を過ごす中で、彼に対する気持ちが愛へと変わっていったルイーザが、なんとか彼に考えや気持ちを変えてもらいたいと懸命になる姿、そして最終的には彼が選んだ答えを受け入れるのですが、そこに様々な葛藤や気持ちの整理が追いつかない彼女の姿が、苦しくも切なく感じます。

恋愛とは、2人の気持ちや考えがあってのものですがお互いに置かれた状況の違いなどによって、結ばれないこともあります

自分の中では納得いかなくても、相手の気持ちや考えを尊重することで、前に進めるようになることを後押ししてもらえる作品だと思いました。

この作品を見終わった後は、失恋後でもきっと前向きな感情になれると思います。

私も、この作品を観て、自分の気持ちを相手に伝えることと同じくらい、相手の気持ちを尊重してあげることの大切さを感じました。

例え、相手と考えていることが違ったとしても、その上で、相手の幸せを願いたいと思いました。

「世界一、キライなあなたに」映画情報

公開年:2016年
監督:テア・シャーロック
出演者:・エミリア・クラーク「ラスト・クリスマス」「タイム・パニック」
・サム・クラフリン「あと1cmの恋」「レイチェル」

③僕は明日、昨日の君とデートする

美大生の高寿はある日、電車で見かけた愛美に一目惚れし、やがて2人は付き合うことになるけれど、愛美はなぜか不思議なタイミングで涙を流していました。

その理由が明らかになった瞬間、2人の運命は大きく変わっていくことになります。二度見必見、ハンカチ必須のラブストーリーです。

「僕は明日、昨日の君とデートする」を、特にオススメしたい方

・泣ける恋愛映画が好きな人
・ちょっぴり切ない恋愛映画をみたいと思っている人

「僕は明日、昨日の君とデートする」の見どころ

・好きな人と過ごす時間が永遠ではないとしたら、何を伝え何を残したいか
・冬の京都の日常風景も楽しめます

私の感想や考察

大学生×一目惚れ、初めはよくある恋愛映画だと思ってみていたのですが、愛美が涙を流す理由がわかった瞬間に、切ない気持ちでいっぱいになりました。

「高寿にとっての最初は、愛美にとっての最後」その事実を知ると、もう一度最初からみたいという衝動に駆られます。

「また会えるよ」と言って、別れる切なさ。2人にとっては、その言葉の意味が全く異なるんです。そして、2回目の方が泣ける作品なのは、愛美の視点で観ることができるからなのですが、それぞれの時間の視点が、見どころになっています。

恋愛映画ならではのキュンキュンシーンも多く、特に高寿と愛美が付き合うシーンのやりとりは、新しい恋へのイメージを膨らませてくれるのではないでしょうか。

また、撮影地になった、冬の京都の日常風景も楽しめるので、観光地とは違ったローカルな京都の雰囲気を楽しむことができます。

SFの世界観もある作品ですが、愛する人と過ごす、1分1秒を大切に心に刻んでいこうと思える作品です。その恋の運命がハッピーエンドじゃなくても、愛した人がいたことを大切に思えることでしょう。

私は、この作品を観て、愛した人がいたことが幸せだったんだと感じることができ、別れがあっても、思い出の中で大切にしようと思いました。

「僕は明日、昨日の君とデートする」映画情報

公開年:2016年
監督:三木孝浩
出演者:・福士蒼汰「ちょっと今から仕事やめてくる」「図書館戦争」
・小松菜奈「糸」「恋する寄生虫」

④そんな彼なら捨てちゃえば

オムニバスで繰り広げられる、様々な男女の恋愛展開ストーリーです。

パートナーはいるけど、その先に発展しない2人の仲が深まらない恋愛に繋がらないシングルの人たち恋の行方など、失恋した時だけでなく、恋愛したい時、恋愛中の時など、どのタイミングで見ても、登場人物の誰かしらに、今の自分を重ねて見ることができるのではないでしょうか?

「そんな彼なら捨てちゃえば」を、特にオススメしたい方

・ハッピーエンドのになる最後の恋を求めすぎている方
・片想い中でも、交際中でも、彼の気持ちがよく分からない方
・うまくいかない恋の悩みから、前に進みたい方

「そんな彼なら捨てちゃえば」の見どころ

様々な人たちの恋愛の状況や立場など、色んな視点から恋愛について考えられる
・恋愛や自分の人生について、前向きな気持ちをくれる

私の感想や考察

私はこの作品を3回ほど観ましたが、いつ見ても、その時に必要な気づきをくれる作品だと思いました。いくつもの恋愛パターンが一つの作品で見れるので、自分が今置かれている恋愛の状況を多角的、そして客観的に見ることができます。

恋愛にハッピーエンドを求めすぎて、相手が出しているサインを読み間違えることってありますよね。。私も過去の恋愛を振り返って、自分勝手な捉え方をして恥ずかしかったなぁって感じることがいくつもありました^^;

映画の内容は、順調に見えていた2人の関係が崩れたり、逆にお互いに溝を感じていた関係が身を結んだり、恋愛の展開は予測できないけど、自分が幸せになるために行動を起こしたい!と、考える人にとっては、前に進むことを後押ししてくれる作品になっています。

私もこの作品を観て、恋愛がうまくいってもいかなくても、幸せは自分の中にあるということが理解できて、観るたびに元気をもらっています。

「そんな彼なら、捨てちゃえば」映画情報

公開年:2009年
監督:ケン・クワピス
出演者:・ベン・アフレック「ザ・タウン」、「ゴーン・ガール」など
・ジェニファー・アニストン「10日間で彼女の心を奪う方法」、「ふたりのパラダイス」など

⑤グッドオンペーパー

タイトルの意味は、机上の空論。紙の上ではよく見えるという、肩書きなどから人のイメージが作られることを表した題材になっています。作品の内容は、お付き合いを始めた彼氏の学歴や職歴が、実は偽りのものだったという、結果的には裁判沙汰にまで発展した恋のトラブルは、実話を元に作られています。

「グッドオンペーパー」を、特にオススメしたい方

・偽りの肩書きで作られた彼氏の、1つの実体験がここにある
・他人事ではないかも?意外と見落としがちな彼の本質について

「グッドオンペーパー」の見どころ

・学歴、職歴など、肩書き面でのハイスペ男子に憧れがある
・周りから強い女性だと思われている方

私の感想や考察

年齢を重ねると、恋愛相手に肩書きなどの好条件男性に惹かれがちですが、恋をして付き合った男性が、実は嘘の肩書きで固められていたとしたら、私だったらどうする?と、考えてしまうような作品でした。

アンドレアは心の強い女性で、頭の回転も速く、精神的に自立しています。そんな彼女が、嘘つき男のデニスに気持ちが惹かれてしまったのは、彼と過ごす居心地の良さだったのかなと思いました。

だけど、付き合いが長くなると、彼に対する不信感が見えるも、彼を信じたい気持ちが、現実を見ることを背けてしまう

好きな相手だからこそ、信頼したいし、重たい女だと思われたくないですよね・・だけど、時として、現実と向き合うことは大切だということに気づかせてくれる作品です。

作品の中の彼女は、彼の嘘を知ってしまった後、ダメ男を懲らしめてやろうと復讐心を持ちますが、彼と過ごした幸せな時間があったからこそ、許せないという気持ちが沸き起こるし、共感が持てると私も思いました。

私だったら実際に行動を起こすまでに至るかは分からないところですが・・^^;

この作品を観終わった後は、アンドレアの『自分に恥じることなく自分の人生を生きる』という言葉に、彼女の強さを感じて元気がもらえます。

デニスのようにここまでヒドイ男性はそういないと思いますが、嘘つき男性は世の中に多くいます。

また、彼の本質や本音が分からなくなる時があると思いますが、1つの恋が終わっても、私は私を幸せにできると思える作品です。

「グッドオンペーパー」映画情報

公開年:2021年
監督:キム・ゲートウッド
出演者:・イライザ・シュレシンガー「私というパズル」「インスタントファミリー」
・ライアン・ハンセン「ファンタジー・アイランド」「Facebookで大逆転」

⑥デスペラードス -崖っぷち女子旅-」

付き合い始めたばかりのイケメン彼と数日も音信不通になったウェスリー。遊ばれたと思い、酔った勢いで暴言メールを送ってしまい、そのメールを彼が見てしまう前に削除しようと、親友を連れてメキシコへ行くドタバタ劇のラブコメ。ベルの運命はどうなる??

「デスペラードス -崖っぷち女子旅-」を、特にオススメしたい方

・自分に相応しい相手が分からない人。
・理想を追い求めてしまう、背伸びした恋愛が多い人

「デスペラードス -崖っぷち女子旅-」の見どころ

・幸せなのは、理想の男性?それとも友達から始まる恋?
・応援やアドバイスをしてくれる女性の友情

私の感想や考察

この作品を観終わった後は、素の自分でいることができて、またその自分を受け入れてくれる男性との恋愛が、1番心地よいのかもしれないと感じたことです。

ジャレッドのようにルックスよくて、理想的で素敵な男性との恋愛は永遠の憧れですが、いつも自分を着飾ることに手が抜けず、相手に見合う男性でいなきゃと背伸びをして、素の自分を出すことができない恋愛が、本当に幸せなのか考えるキッカケをもらえる作品だと思いました。

ウェスリーは、そんな憧れの彼から振られてしまうのですが、彼女の恋愛の幸せはもっと身近なところになったのです。

幸せなのは理想の男性か、友達から始まる恋か、そのような恋愛テーマと、もう一つの見所は、女性の友情です。友達想いで、優しい言葉だけじゃなく厳しい言葉も言い合える。

また、それぞれ女性3人がメキシコで、自分を見つめ直す旅に繋がっていたところも良かったと思いました。

同性の友達に対しても、彼に対しても、自分の弱さやダメなところをさられ出しても、ちゃんと愛してくれる人が側にいること、最後はウェスリーがそのことに気づくことができて良かったと思えました。

また、自分自身と重ねた時に、ありのままの自分を認めてくれる人を大切にしたい、そう感じずにはいられない作品です。

「デスペラードス -崖っぷち女子旅-」映画情報

公開年:2020年
監督:LP
出演者:・ナシム・ペドラド「アラジン」「ピープル・オブ・アース」
・ロビー・アメル – ジャレッド「THE FLASH/フラッシュ」「理想の男になる方法」

まとめ

いかがでしたでしょうか?
失恋や別れは辛いですが、人を好きになった気持ちや、幸せな時間がくれたものは、きっとこれからの恋愛に繋がっていきます。

無理に立ち直ろうとせず、自分のペースで映画を見ながら傷を癒やし、少しずつでも前向きな気持ちを持ってもらえたら嬉しいです。

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